雑記

認定理学療法士試験の闇

理学療法士の生涯学習は2021年から新制度への移行が発表されました。今後は「研修理学療法士」、「登録理学療法士」の2つが創設され、実質的に理学療法士の免許も5年更新制に変更されます。

新・生涯学習制度について 認定理学療法士は必須資格になる?2021年に理学療法士の生涯学習制度が変更されます。この制度も変更によって我々理学療法士を取り巻く環境も大きく変わってきます。今回は、理...

新制度の開始まで2年を切っているわけですが、現行の認定理学療法士制度には、不満の声も多いようです。今回は「ここがおかしい!?認定理学療法士制度!」として、私見を交えながらまとめていきたいと思います。

認定理学療法士制度

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現行の認定理学療法士制度について

認定理学療法士を取得するまでの流れは、上の図の通りです。

新プロ終了後、専門分野に登録後、協会指定研修、認定必須研修、領域ごとのポイントをッ収集します。そして10例のレポートを作成し、認定試験に合格する事・・・。

以上が認定理学療法士を取得するまでの流れです。

ここがおかしい?認定理学療法士制度!

制度の流れ的には特におかしいと感じるところはありません。

自分が興味がある分野に関して講習会に参加してポイントを集める・・。

理に適っていると思います。

しかし、一番おかしいと感じるところは、必要書類提出です。

症例レポートなどの必要書類は先に提出

認定試験を受けるには、事前に➀受講した講習会を記載する用紙と、➁症例レポート10症例分を提出する必要があります。

提出後、試験を受けるわけですが、

書類の不備やレポートの採点の結果は知らされないまま試験を受けることになります。

つまり、

認定試験を受けているときは自分が提出した書類に不備があるかどうかもはっきりしないまま、受けることになるのです。

認定試験も無料ではありません。

会場は全国で限られていますし、場所によっては泊りがけで試験を受ける必要があります。

これっておかしくないですか?

せめて認定試験前に提出した書類の合否をはっきりしてもらわないと、仮に認定試験に合格したとしても、「書類の不備」を理由に落とされてしまいます。

現行の制度は、我々協会員に対して実に不誠実だと私は考えます。

お金は取るだけ取って、認定は与えません。

こんな理屈がまかり通っていいわけありません。

何のために事前に書類を提出する必要があるのか?

書類の提出をもう少し早めにして内容のチェックの期間を多く設ければ、このような事態は防げると思います。

現行の制度は、研鑽に励んでいる人を裏切る制度でしかありません。

理学療法士の社会的地位なんかよりも、まずは「協会員ファースト」を目指してほしいです。

終わりに

なんだか愚痴っぽくなりましたが、今回認定試験を受けてみた感想を踏まえて述べました。

せっかくの認定理学療法士制度なので、受験を考えている協会員に不利益にならないような制度を作ってほしいものです。